今回は受験勉強においてよく言われている、勉強の質と量とでどちらが大切なのかという問題について自分なりの考えを書いていこうと思います。
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勉強においての質とは
まず前提として、勉強においての質とは何なのかということをはっきりさせておきます。勉強においての質とは、単位時間あたりに得られる知識などの量であるとここでは仮定します。例えば、1時間で英単語を20個覚える人と1時間で100個覚える人では、後者のほうが質が高いといえるでしょう。このようなことを勉強の質、すなわち効率の良さとします。
勉強の質と量どちらが重要か
勉強をしていくうえで、質と量どちらも高いという状態が一番ベストであることは言うまでもないでしょう。では、どちらかが高いという状態では質と量どっちが高いほうがいいのでしょうか。結論から言うと、よほどの勉強の才能がある人でないと、質だけが高い勉強をするというのはほぼ不可能です。
勉強をするうえで、ほとんどの人が量を積み重ねることで少しずつ効率化されて質が高くなっていきます。そのため、はじめから質だけを高くして勉強するということは難しく、そうすることを目指してしまった人はどちらも低くなる可能性があります。
質を上げるためには
さらに難しく感じることで、勉強は時間という量だけを稼いでも質はなかなか上がらないということです。質を上げようとするなら、勉強する量、例えば問題数や問題集のページ数などを目標にして勉強を進めることが重要です。To Doリストを作成し、それを毎日こなしていく、そしてそのリストにかける量を増やしていくことで効率を上げることができるでしょう。
量を増やしていくメリット
勉強において量をこなしていくメリットとして、先ほど話したように質が少しずつ上がっていくことのほかにもう一つ大きなメリットがあります。それが、本番前の精神的な支えになるということです。本番前は、ある程度余裕がある人でもかなり精神的に追い込まれてしまい、いつものパフォーマンスができない可能性があります。そんなときにこれまで勉強をしてきた量があると、その量が自信となってその不安を少しでもなくしてくれるものとなるでしょう。特にプレッシャーに弱い人ほどこのメリットが大きくなると思います。
最後に
個人的には、この勉強において質と量どちらが大切かという問題は気にするべき問題ではないと感じます。なぜなら、経験的に質と量は関係があり、どちらか1つをとるようなものではないと感じるからです。これから受験という壁を乗り越える人たちにもっと大切にしてほしいのは、自己分析をする力と計画を立てて、それを実行する実行力です。これらのことを身につければ、必ず受験を乗り越えることができますし、これからの生活にも役立つことは間違いないです。
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