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高校生物における考える力とは?生物の記述問題や共通テストが怖くなくなる秘訣を紹介します!!

今回は生物選択者に向けて、生物の記述問題や共通テストの思考問題が怖くなくなる秘策を紹介していこうと思います!!

考える力とは

高校生物において考える力とは何なのでしょうか。一般的に生物は暗記科目だといわれがちですが、そうではない部分も多いです。レベルが高い問題を解いていくには、生物の知識を覚えたうえでそれを利用していく力が必要になります。その応用力が考える力の一部であると思います。

共通テスト地理の演習をしている人ならわかるかもしれませんが、地理は覚えたうえでその知識をどのように使うのかが重要なポイントとなっています。覚えた知識を使うということは、覚えるだけではなかなか難しいものがあります。そのため、その応用力をつけるうえで重要になるのが、知識の一般化です。

知識の一般化とは

知識の一般化とは、1つの覚えた知識をほかの事象にも当てはめることができるようにその原理や根本にあるものを理解し、記憶しておくことを言います。例えば、実際にあった問題で「コラーゲンを食べても体内のコラーゲン量を増やすのには意味がないのはなぜか」というものがありました。これは、学校の授業では習いませんが、タンパク質はアミノ酸まで分解されて吸収されるということと、コラーゲンはタンパク質であること、二つの知識を使えば解ける問題になっています。このように、知識をそのまま使うという意識ではなく、分解して問題も自分がわかる範囲まで言い換えていく力が必要になってきます。

身につけ方

この力は、ほかのどの教科でも使える力だと思います。しかし、問題を見てすぐ諦めて答えを見てしまってはこのような力は身につきません。今持っている知識を問題文に当てはめるだけではなく、知識を一般化してみたり、問題文を分解して言い換えしてみたりしてどうにか知識を問題をつなげる力を身につけましょう。そのように試行錯誤することが、問題に対して粘ること、視点を変えることの根本にあると思います。

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共通テストとの戦い方

生物の共通テストは、覚えて解くだけでなくその覚えた知識を一般化して授業で習っていない問題に当てはめることの代表例のようになってしまいました。そのため、そのような力がないと共通テストで高得点を狙うのが厳しくなってきていると思います。しかし、応用する力を身につければ、高得点を狙うことも夢ではありません。

共通テストにおいて教科書で習っていない知識をもとにした問題は出ません。そのため、教科書で習った知識に近いものを挙げていって、その問題の減少に当てはまらないか吟味していきましょう。共通テスト生物では、比較的時間の問題は少なく、少々丁寧に解いていっても時間は足りると思います。そのため、適当に選ぶことは絶対にせず、教科書の知識を変形させたり、問題を分解したりして知識と問題をつなげる作業をしていきましょう。そして、その過程を問題に書き込み残しておくことで、なぜ自分がこの答えを選んだのかが明確になり、解答と照らし合わせて見直すことができるでしょう。

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